【おうち飯】甘いポップコーンは人間(ヒト)を寄せる【お菓子】

 最近15時のおやつが自作ポップコーンで統一されている。

 ……いや、統一されていると言えば聞こえは良いんだけど、
 実際は材料の購入単位が1Kgからになっちゃうから、結果として作り続けないと消化できないというか。
 現在作れる味はバターソルト・ガーリックバター・キャラメルの3種類。
 甘いもの好きが多い家人には、キャラメルポップコーンが一番ウケが良い。

 ……おや? 誰かの視線を感じる……

お鍋だけでOK! 簡単ポップコーンの作り方

 桃色=サクラ

 おぉ、サクラちゃじゃないか。
 もしかして、このポップコーンの匂いが気になって見てたって話かい?
「は、はい……何だか、とても甘そうな香りでしたので……
 わ、私、甘いもの、大好きなんです……!
 依玖重さん、一口、頂いても宜しいでしょうか……?」
 一口と言わずに、鍋ごと持って行きなよー。できたてをボリボリ貪るのは美味いぞー。
 私の分はまた作るからさ。
「そ、そんなに簡単に作れるものなんですか?」
 簡単カンタン。専用の鍋やメーカーなくても全然作れちゃうよ。

<用意するもの>
 ・ポップコーン用のとうもろこし粒
 ・調味料・シーズニング
 ・
 ・底が深めの鍋と鍋蓋

「普通のとうもろこしとポップコーン用って、何か違いがあるんですか……?」
 とうもろこしには多くの品種があるんだけど、普通の焼きもろこしやコーンスープに使うのは
 『スイートコーン(甘味種)』という種類の物なんだ。
 対してポップコーンは『爆裂種』と呼ばれていて、
 とても皮が固くて生食ができない品種のとうもろこしなのね。
 加熱すると、膨張した種の水分が固い皮を突き破って弾け飛ぶ事から、この名前が付いたんだよ。
 他にもコーンブレッドやコーンミールの材料になる『フリントコーン』、飼料・コーンスターチ用の『デントコーン』など様々な種類がある。
 だから、買う時は必ず『ポップコーン用』って書いてあるものを買ってね。
 冷凍食品のコーンや生のトウモロコシむしった物で作ろうとしても、素揚げか炭になるだけだよ。
「そんな違いがあるんですね……」

 まず、鍋の底にポップコーンの種を入れる。少し底が見える程度が丁度良いよ。
「これだけしか入れないんですか?」
 そうそう。弾け飛んだ後の粒の体積は、弾ける前の20倍くらいになるからさ。
 少なめに入れておかないと、蓋を押しのけてコーンが溢れたり、
 調理続けてるうちに先に爆発したコーンが焦げたりするよ。
 だから、『気持ち少なめ』を心がけて入れる方がいいんだ。

 種を敷き詰めたら、油を入れる。
 これもちょっと浸るくらいでいい。そんなにたくさん入れない。
 本場アメリカでは溶かしバターをベースにして作る事もあるけど、日本はバター高いからな……
 フッ素加工の鍋でも、ここではちゃんと油を入れるのを忘れないでね。
 油を使わないと、中身の水分がうまく集まらなくて種が弾けないんだ。

 シーズニングはココで準備する。今回はキャラメルポップコーンだからコイツを使おう。
す、凄く大きい袋……! そして、重い……」
 業務用サイズだからねw そこはもう仕方ないw
 行きつけの業務用スーパーで買ったんだ。近くにそうしたお店が無い人は、ネット通販頼みだね。

 投入量は……そうだな、この16cmソースパン(小鍋)なら、20g(大さじ2杯)ってとこかな。
 コレをまんべんなく振りかけて、蓋をする。
 さあ、いよいよコンロに火をつけよう。

 火力は焦げない程度に中火にしておくのがいいかな。
 この状態で、たまに鍋を揺らしながら待つ。
「ひっ! い、今、『ぼふっ』てすごい音しませんでした?!
 始まった、始まった! これがコーンの種が弾けた時の音よ!
 この音がし出したら、鍋を前後左右や円状に揺すりながら熱し続ける!
 で、3秒から5秒しても連続で音が鳴らなくなったら、火から下ろして完全に音が鳴り止むまで静置。

 弾けなくなったのを確認して、オープン・THE・蓋。
 これでポップコーンの完成。

 × 鍋を揺する時は蓋をしっかり手で固定!
 調理中に蓋が取れると、弾け飛ぶ油やコーンで火傷するよ。
 × 火から下ろしてもすぐ蓋を開けない!
 遅れて爆発したコーンが飛び出てきたり、その衝撃で中身がこぼれたりするよ。

 油を入れすぎた場合、出来上がったポップコーンが脂ギッシュで食べにくくなるのもそうなんだけど、
 それ以上にこの弾け飛んでる時の調理中に事故が起きやすいんだ。
 蓋の隙間から細かい飛沫になった油が飛んできたりとか。
 しっかり中身を攪拌するように揺すると、中の調味料が全体に行き渡りやすくなるし、
 底の方のコーンの焦げ付き防止にもなる。火傷しないように動かしていってね。

余談と共に、ごちそうさまでした

とっても美味しかったです! あの、べっこう飴を溶かしてかけたみたいで……
 依玖重さん、ごちそうさまでした!」
 べっこう飴自体がカラメルを冷やし固めたものだから、原理としては一緒だしねw
 流石に16cm鍋だと2人で食べたらあっという間だな。多人数前提の時は26cm中華鍋で作るか。
 今回はキャラメルシュガー単体でやったけど、これ、バター塩を一緒に入れてやると、
 バターのコク味と適度な塩っ気で更に甘さが引き立って味に奥行きも出るんだよ。
 ほら、お汁粉って作る時にちょこっとだけ塩入れるやん? アレと同じ。
 ただし調味塩は普通の塩より加減が難しいので、試行錯誤が要る。
 後は、同じお店にチョコとかイチゴミルクのフレーバーシュガーも売ってるし、
 シーズニングもまだまだ種類あるし、それからココナッツシュガーなんかも試してみたいね。
 どんな味になるか興味あるわ。
「凄くいろんな味があるんですね……興味、沸いてきちゃいました。
 また、違うお味作ったら、食べに来てもいいですか……?」
 どうぞどうぞ。作るのも食うのも好きだし、良かったら食ってって。

 さて、これ以上誰か来ないうちにお片付けしてしまいましょうかね。
 近いうちに新しいシーズニング調達しに行こうっと。消化できるかどうかは聞かないでw

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