赤文字=堀辰雄(たっちゃんこ)
たっちゃん、誕生日おめでとう。
ごめんね、今の今まで更新すっぽかしてて。でもこれだけはちゃんとやらなきゃ。
でなきゃ1年が終わった気がしない。まあ、私の過ごし方じゃ年の始まり終わりなんて、あってもなくても分かんないけどさ。
「ありがとうございます、依玖さん。
そうですね、依玖さんにとってのこの日は、一年の締めくくりのようなものですものね。
ところで、帝國図書館の方も大幅な手直しが入ったそうですけど、これを機にやり直してみる気になりませんか……?」
あの劣化FGOをかい?
確かに今文アル界隈のフォロワーさん増えてるから、どうしようかな……って気にはなってるけどねー。
でも現状ゲーム自体まともに触れてないからね。大概ログインボーナス取るだけで終わっちゃってる。いや、全く興味がないわけじゃないんだけど、そこまで気が向かないってのが今の状態かなぁ。
特にPS4やSteamのゲームは更新物や書き物の時間とトレードオフになっちゃうしね。
「そうですか……あっ、大丈夫です。聞いてみただけですよ。
それでは、そろそろ始めますか? 今年一年の総括作業」
そうだね。始めようか。
健康不安に泣かされて、気がつけば新しい挑戦の道へ
もうそろそろ頃合いだと思うんでぶっちゃけるけど、実は更新できなくなるほど空っぽになっちゃった原因って、一時期健康上の不安でメンタルぶっ潰れかけた事だと思うんだよ。
9月・10月頃が一番酷かった気がする。
「依玖さんが丁度、減量に励みだして少し経った頃のお話ですね」
そうそう。そもそも減量やろうと思ったのも、『このまま増えていく薬価で迷惑はかけられない』って思ったのがきっかけでさ。7月から『トルリシティ』っていう注射薬使ってたんだけど、アレ1本が1000円位するのよ。それが毎月4本から6本来るし、診察代にも薬の管理料が上乗せされてくるしで薬価がとんでもないことになってたんだよね。
そしてトルリシティを出された原因が『太りすぎでインスリン注射がまともに効かない』っていう話で、そうなってくると『これはもう何とかして痩せねばならん』ってわけで流石に命の危機を感じたわけですよ。
「依玖さんって……お尻に火が付かないと動かないタイプ……」
うーん、反論しようがない。それは認める。
それ以外にも、『むずむず足症候群』出しかけたり、謎の動悸に襲われたりだとか、婦人科関係の不調だったりとか、いろいろあったからね。今年。
『健康』を蔑ろにしてきたツケがいよいよここに来てやってきたか、と思ったよ。
今はその辺を意識してジムで有酸素運動やったり、行かない日でもせめてスクワットしてたり、食事は高タンパク低脂質低糖質で頑張ってるし、できるだけ身体に良い要素も取り入れたりしていろいろ試行錯誤を繰り返してるところだよ。
「結果の方もついてきているようで、良かったじゃないですか」
そうだね。現在時点で12kg減。だいぶ減ったと思う。
でも、まだまだムスメ産んだときの体重にすら戻せてないからな。頑張らなきゃ。
「御自分でも、ここまで頑張れるとは思ってなかったんじゃないですか?」
ああ、言われてみるとそんな感じはするね。
食事は肉と塩と油、運動大嫌いでデブまっしぐらの生活してた自分が、食事制限も運動も今はそれなりに習慣化できてる。その代わり『書く』習慣を失っちゃった感はあるけれど、よくぞここまで生活習慣変えられたな、ってのは自分でも思うところあるよ。
人間、やればできるんだってのは嘘じゃないんだなって。ただ、私『積み上げ』が苦手なんで、何処かで崩れていかないようには気をつけなきゃいけないって思ってる。
その上で新しいこともいろいろ始めていきたいし、また文章書きつつ音声収録も、といった『今までやれていたこと』も取り戻していきたい。ちと贅沢かな?
「全部とはいかないまでも、少しずつですかね。
無理しすぎて、今頑張ってることまで崩れてしまわないように程々にやりましょう」
そうだね。何が一番大事なことか、見失わないようにしていかんとね。
自分が『若くない』と感じるとき
さて、次の話。これは『書く』習慣を失った話とも連動してくるんだけど。
最近『勢い』で身体が動かなくなったって思うのね。
何というか、何をやるにしてもそれ相応の体力と気力がないと手を付けられない、というか。アレだ。もうワンアクション増えてるような感覚。
だから、何をやるにしてもより力のいらない方へ流れていくようになっちゃった。自動放置で進むゲームとか、ダラ見でそれなりに情報が手に入る動画とか。
「『楽』な方へ流されるだけ流れていっちゃってますね……」
そうそう。まさにそんな感じでね。
おかげで『やりたい』と思ってることはみんな力のいることばかりになっちゃって、『やらなきゃいけないこと』になってどんどん溜まっていく。
いつのまにか文章書くのもそんな感じで手をつけづらくなって、書くことを考えるのも億劫になって、気がつけば更新に足が向かなくなっていたっていう。
東京に行ったときに友人とね、それこそしみじみとね、『やりたいと思ったときにやりたいことができる』そういう歳じゃなくなったよね、って話をしたよ。
「まあ……僕とも出会って5年経ちますしね。歳をとったと感じられるのも、無理はないのかもしれません。
でも、その分当時にはなかった別の境地から語れることも増えたのではないか、という気はしますよ。
何にしても、無理はなさらないのが一番です。できないならできないなりに、やり方を変えていくのが良いんじゃないでしょうか」
このまま辞める、というのもそれはそれで寂しいから、続けていくんなら今の私でもやれるやり方というのを探していかないとだね。
来年の課題になりそうだ。
1年8ヶ月ぶりの東京
「そういえば、今年はやっと東京に帰られましたよね。いかがでした? 1年半ぶりの故郷は」
今回は自分の買い物は全くできなかった。
だいたい人と会ってたり、そうでなかったら家族全員で何処か出かけたり、うちでまったりTV見てたり、そんな過ごし方だったな。
みんなムスメの成長を喜んでくれてな。それだけでも帰った甲斐があったよ。
「依玖さんがこちらに戻られた後、また例の病気が……」
オミクロン株の市中感染始まったらしいからなあ……
感染者70人オーバーですって。私がいた時の役2倍に増えてる。
「本当に良いタイミングで戻られたと思います……」
ホントね。前回もそうだったけど、運が良かったと思うよ。
ムスメはじぃじばぁばにはだいぶ遊んでもらって懐いたようでね、今でも時々言うんだよ。「じぃじばぁばのとこいかないの?」って。
それだけ知恵がついた証拠ですかね。流石4歳児。
「例の病気が再び落ち着いたら、行けるといいですね」
そうだなー。次に行くとしたら夏だろうね。
それまでには感染者数が落ち着いてくれることを祈るよ。
その時は、若葉台のコーチャンフォーとか京王アートマンとか回りたいね。
2021年総括 -表現活動より大事なもの-
こんなものですかね。大概後半部分にしか触れてないけど。
年の前半はそれなりに活動してた気はするんだけど、その頃の記憶はもうないな。普通に暮らして普通に過ごしてた気がする。
でも、正直執筆活動的にはダメダメな1年ではあったけれど、結果として『書く事にこだわり続けるより健康の方が大事』っていう『生きていく上で大事なもの』をもう一度見つめ直すことはできたし、それで良いんじゃないのかなって思うよ。
「元気でいられるのが一番ですよ。身体を害したら何もできなくなりますもの。
これからも減量頑張ってくださいね、依玖さん」
ああ、そうするよ。今度はぜひとも標準体重まで戻したいもんだ。
当面はジム通い優先で、その空き時間で活動を続けていく形にするよ。
来年以降の話はまた日を改めてやろうかね。
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